新たな局面を迎えた自動トレード開発。
「パトリオットシステム」、「パトリオットシステムNeo」と2つのシステムを考案、検証してみたものの、期待していたパフォーマンスはまったく出ず、解決の糸口が見えなかった。
そんな時、師匠である為替和尚は、「インジケータをいくら組み合わせても答えは出ない。基本に戻る」ことを宣言。
裁量トレードで重視していたポイントを取り入れることにした。
これまでのルールも裁量でワークすることは確認していたが、自動トレードのルールにしやすいように考えられていたので、中心はあくまでもインジケータ。
「プロトレーダーの考えを機械に落としこむこと」を考えていたのに、
作りやすさを優先して人間が機械に寄っていては本末転倒だった。
師匠の原点回帰宣言は、ある意味必然といえる。
その中で師匠が特に意識すべきものとして持ち出してきたのが、
1時間の四本値だった。