前回のあらすじ(トレンドの正体ってなに?)
トレーディングエッジの精度を高めるためには、ボラティリティとトレンドを定義し、裁量トレードではエントリーしない箇所を排除する必要があると判断した。
2週間あまりの期間、机上であれこれと悩んだ吉田は、トレンド=角度と結論づけた。これには為替和尚も同意したが、和尚が指摘するように角度は、チャートの大きさで変わってしまう。
また、時間と値段という異なる単位をどうやって計算するか?
概念は定義できても、まだまだ問題は山積みであった。
これまでの自動トレード開発を通じて、トレンドとボラティリティの問題に真剣に向き合う必要性は感じていたが、いざそれを数値化するとなると数々の問題が目の前にあった。
これらの問題を解決して、「ボラティリティのない区間」の排除をどうやって機械に認識させるかが、今回のテーマである。
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ウィルスバスターの誤検知の問題が解決してないけど、気を取り直して
記事を書いてきますね~。
ちなみに、サーバー運営会社に問い合わせたら、侵入された形跡は
ないみたいですので、ひとまず安心してください。
さて、うちのブログのメインテーマは、「プロトレーダーの思考をいかに
機械に落としこむか?」です。
吉田はプログラマなので、機械の視点で話をできるのですが、師匠(為替和尚)はあくまでもトレーダーの視点で話をしてきます。
プログラマは、機械(パソコン)を動かす視点を身につけているんですけど、師匠はあくまでも人間の視点でしか話ができないんです。
当たり前なんですけどね。師匠は「ヒト科ホモサピエンス」ですから。
でも、この視点の違いは、実は素人のトレーダーと、プロトレーダーの視点の違いに近いものがあるんです。
今回はそのことを書きたいと思います。