先週末は競馬関連の仕事で出張がありまして、
オフ会と打ち合わせをこなしてきました。
オフ会といってもすすきので飲み歩くのが目的ではなく、メインはリニューアルされた札幌競馬場で、みんなで競馬をすること。集まったメンバーは、吉田が主催している「異常オッズ予想ソフト シンドローム」の会員の方々です。
全部で14名ぐらい集まりましたけど、JRA主催のオッズマスターズグランプリ2位、3位、4位が顔を会わせるというすごい事態に。オッズマスターズグランプリは、実際に馬券を買って特定期間の成績を競うもので、だいたい8万人が参加しています。
競馬は誰に聞いても「ギャンブル」だという答えが返ってくるでしょう。
では、為替(FX)は?
こちらは、「投資」と答える人と「投機(ギャンブル)」にわかれます。
ここで改めて「投資」の意味を辞書で調べてみると…
利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。
転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。出典:goo国語辞典
利益を得る目的であれば、競馬もFXも同じでしょ。
違いはどこにあるんですかね?
投資は資本を投下した時にすでに利益が出ることが見越せるものという意見もありますが、「自分に投資する」といったように広義の使い方もあります。
ちなみに同じ辞書による「ギャンブル」の意味は
「ギャンブル」
金品を賭けて争う勝負事。かけ。ギャンブル。
「博打」偶然の成功をねらってする危険な試み。
「博打」にふくまれる意味のほうが、ギャンブルのイメージに近いかも。
でも、相場の世界は95%の人間が5年以内に撤退させられる厳しい世界であるので、「博打=投機」の範疇なのでしょうね。
そこで、代表的なギャンブルである競馬で実験してみました。
先日、ニュースで「温泉権を餌に出資者から70億円をあつめ、集団訴訟に発展した詐欺事件」の報道がされてました。この事件はニュースサイトでは、2012年に扱われてましたから、ネット中心の人には今更って事件でしょうけど。
古いニュースなので一応報道の抜粋を・・・
東京地方裁判所に訴えを起こしたのは、いずれも東京・港区の健康食品などの販売会社「健康医学社」に出資を行っ た、13都道府県の25人です。 訴えによりますと、「会社は『温泉を利用する権利』などに出資すれば年5%程度の配当を支払うと勧誘したのに、約束した支払いを行わず、解約にも応じない」などとして、およそ1億6800万円の賠償を求めています。 原告の弁護士によりますと、出資者は全国で700人に上り、総額でおよそ70億円を集めたとみられていて、今月7 日には一部の出資者が裁判所に破産の申し立てを行っています。
ニュースソース:NHK(2012年)
こういう事件を目にするたびに、「人間はつくづく歴史に学ばない生き物だな」と痛感させられますわ。ここ10年に限定してもどれだけ投資話詐欺があったのか、忘れてるのかなぁ?
などなど。検索するとたくさん出てきますよ。
このサイトにまとめてありますね。
http://www.officej1.com/bubble/hookai-16.htm
今回はFXという投資をしているみんなに、儲け話に乗っかって詐欺に遭う人たちからどういう教訓を得ているかというのを題材にしてみたいと思います。
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突然ですが、みんなに質問!
これらの質問に答えられますか? 直感でいいので考えてみてください。
どうですか?
「競馬やパチンコはギャンブルだろ」
「FXはギャンブルだけど、株は投資だよ」
「どれもみんなギャンブルでしょ」
答えはどれも
投資になるし、ギャンブルにもなる
その理由を説明しましょう!