絶対のない世界で絶対を求める!

2014/02/23 カテゴリ:上達への道 コメント(0)
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絶対のない世界で絶対を求める!

オフ会に参加された皆さん、コメントやメール有難うございます。
前回のオフ会の内容が、これからのトレーダー人生の中で「節」に
なってもらえれば、主催者冥利に尽きるというものです。


当日は、参加者の皆さんに

(1)現在のトレードスタイル
(2)現在取り組んでいるテーマ
(3)現在悩んでいること

この3つを事前に提出していただきました。
事前調査では、損失を逃がす技術=プランBに関心があるものの、ほとんどの人がプランA=エントリー根拠に自信が持てないことが伺えました。


まぁ当たり前ですね。プランAで結果が出ていれば、
プラス収支になっているはずですから。


オフ会の直後、読者の方から次のようなメールを頂きました。

和尚のブログでは5分足で流れを見て1分足で逆張り、とのスタイルでしたが、チャートを見ても「まさにそのとおり」・・だなと思います。


しかしながら自分は頭では理解できても、実際自分がエントリーしようとするときに、陰線で底を打ったのに続く陽線で下ひげが出ると、「ああ、しまった、ダマシだったのかも?」とおもってクリックすることができなくなってしまうのです。

 

結果、その後スルスルと上昇していき、「やっぱりあそこが押し目だったんだ~」と後悔するわけです。


和尚はそのような場合(エントリー直後に思惑と逆方向にサインが出た場合)どう判断されるのでしょうか?

この方にはメールでも返信をしましたが、返事がないのであえて取り上げさせてもらいます。こちらの意図を理解してもらう意味でも。

エントリーが絶対だと
思ってませんか?

100%ピンポイントでエントリーポイントをあてるなんて無理です。ごく一部のチャートと会話できる人を除いて(それでも100%ではないのです)。
世の中には100%というのはほとんどありません。


ある区間を区切って勝率100%だということは言えますが、不確定な未来のことを100%当てることは出来ないのです。未来予知が完璧なら、天気予報はズバズバ当たるし、地震予知も「今後50年間に80%以上の確率で…」なんて表現にはなりません。


この世界に「聖杯」なんてありません。
それは絶対のない世界で、絶対を求める行為です。
オフ会に参加された方ならこの意味は十分に理解してもらえたと思います。
一皮むけるには、確率論的に考える必要があります。

 

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