前回のあらすじ(ボラのないところを避けろ!)
ボラティリティのない区間が足を引っ張っていた。
この状況を解決するため、ボラティリティを定義するインジケータ(デッドバンド)を苦心して作成したが、完成したインジケータは裁量トレードでは有用だったが、自動トレードに利用するには課題も多かった。
デッドバンドの開発には、1ヶ月近い開発期間をかけたが、結局徒労に終わった。
吉田は、開発中の自動トレードシステム「トレーディングエッジ」をいったん凍結し、開発は完全に暗礁にのりあげた。
この時は、何をどうすればいいのかまったく手応えがなく、
まるで先の見えないトンネルにいるようだった。
[続きを読む]