嫁「そういえば、あなたのトレードって見たことないんだけど。
いろいろな局面でアドバイスはもらってるけど」
吉「一度一緒に打ってるじゃん。即効で糞ポジ作って悪戦苦闘してたから、全然こっちは見てないかもしれないけど」
つい先日あった会話です。
吉田は他人のトレードを見ることがためになるかといえば、
「役に立たない」という見解です。
百聞は一見にしかず。
もちろん、直接トレードしているところを見たほうが良いケースもあります。
ただ漠然と他人にトレードしているところを見せても、
双方にとって良いことはありません。場合によっては…
毒にしかならない
ずいぶんと極端な結論じゃないか?
こんな声が聞こえてきそうですが、ここ数年人に指導してきて行き着いた
結論です。
もちろん、吉田自身は師匠(為替和尚)のトレードは、なんども目にしてます。しかし、これが毒になってないのは、テーマを持って取り組んでいるためです。
たまに、「ライブで打っているところを見せて指導をつけて欲しい」という声もあります。あまり人には教えたくないこともあるのもありますが、基本的にはお断りしてます。
それには明確な理由があるからです。
[続きを読む]
師匠(為替和尚)のことを知るものは、師匠のことを「強いトレーダー」と称する。顔は強面だし、腕っ節も強いし、いざとなれば頭皮による目眩ましも可能なのでたしかに強い。
……。という意味合いでなく、相場の世界で15年以上も生き残り、勝ち続けていることを評してのことだと吉田は解釈してます。
師匠と出会ってから、元インターバンクディーラーや個人トレーダーなど、
さまざまな人に会わせてもらいました。何億、何十億という実績を持っている人たちです。
ひとことで「相場師」とまとめますが、相場師には大きく分けると
2種類の人間がいることに気づきました。
それが「強いトレーダー」と「負けないトレーダー」です。
[続きを読む]
最近、ようやく気付いたことがあります。
しかも、かなり重要なこと。
どれぐらい重要かといえば、「地球は丸い」とか「太陽が地球の周りを回っているのではなく、実は地球が太陽の周りを回ってる」とかそんなレベル。
えっ! それは常識だろ。常考。
21世紀に生きる我々ならそれは常識です。
でも、15世紀の人間だったら?
トレードの世界にもこれに通じるような常識があったのです。
さて、それは何でしょうか?
(いきなり、世界ふしぎ発見!のような出だしになりましたが、続きを読む前にちょっと考えてみてください)
[続きを読む]
世界一の投資家ウォーレン・バフェットは言った。
成功できたのは、飛び越えられるであろう30cmのハードルを探すことに精を傾けたからであり、2mのハードルを飛び越えたからではない
ウォーレン・バフェットといえば、個人資産の世界ランキングで常にトップクラスの投資家です。この人が自分の成功について言及した言葉ですが、あれだけの実績をたたき出している人だけあって、その言葉には重みがあります。
これは言い換えると、「今の自分にできることを探す」と言えますね。
子供の頃は、家の壁でさえ崖のように感じられ、その先にあるものが見えませんでした。でも、背が伸びるに従って、壁の向こう側が見えるようになりました。
自分にとっての30cmのハードルは、いま乗り越えられるハードルであり、自分が大きく成長すれば、2mのハードルも30cmに感じられるようになると思います。
先日、師匠の為替和尚が、うちのカミさんにトレードのワンポイントレッスンをしました。これがウォーレン・バフェットの言葉とリンクしてるのです。
エントリーより損切りが大事。
こんなことを書くと、吉田もこの暑さでとうとう壊れたか!
と思われそうだけど、吉田はいたって正常ですよ(バテてるけど)。
前回の記事(チャートの右端で何を見ているのか?)では、エントリーとヨコの流れの関係について説明しましたね。詳細は記事をみてもらうとして…
FXは買いか売りしかない。上がるか下がるか1/2をあてるゲームだ!
突き詰めるとこういうこと。
でも、なぜか95%の人が5年以内に撤退させられる厳しい鉄火場なわけ。
1/2の確率をあてるゲームなのに。
ブレイクアウトを狙う人の勝率は、だいたい10~30%と言われています。
それに対してスキャルパーは80~90%の勝率があります。両者は狙い目が違うので勝率には大きな開きがありますが、ブレイクアウト狙いは大半が負け。スキャルピングでも10回に1回は負けるわけです。
何を持って負けとするかはここでは置いときますよ。
ポイントはここ。
どんな手法でも勝率100%
はありえない!
負けることをあらかじめ織り込んでおかなければならない。
多くの人がFXに勝てないのは、この必ず起きる「負け」の扱いにあります。
[続きを読む]