長期連載が具体的すぎたので、いまさら何を書こうか呆けている吉田です。
しばらくは、リハビリ的な軽いネタになります。
人にPCを組んで欲しいと頼まれることがあります。
今日びのPCなんて、ヤマダ電機でもいって買ってくればそれで済むような気がしますが、特定用途に特化したものとなると、パーツの選定からして通常の用途とは異なるのでアップグレードが必要になります。
メーカー製を選択してしまうと、アップグレードの幅が狭くなる上、利益を出すために削られた重要部品の交換でかえって高くつくこともあります。
今回、師匠が使っているトレード用PCのアップグレードを頼まれました。
フルチューンではなく、CPUやマザーボード、メモリなどはそのままに、
ビデオカードのアップグレードです。
フルHD 6画面出力が目的です。
お堅い話が続いていたので、今日はさらに堅い話を(笑)。
堅いといってもハードウェアのお話。
昨年末から、師匠との間でずっと話題になってるのがトレードPC。
PCっていっても結局、「モニタを何枚にするか」ってだけのこと。
昨年の記事をあさると2回マルチモニタに触れているので、
興味のある人は合わせて読んでみてください。
トレーダーがマルチモニタを必要とするのは、ひとつのチャートから得られる情報ではほしい情報が手に入らないから。
確かに昔のPC環境の場合は、それほど高い解像度がなかったので、
必要な情報を得るために複数のモニタが必要でした。
でも、フルHD(1980×1080)が当たり前になり、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)なんて解像度が使えるようになると、正直1枚でよくね?って気になります。
実際、論点はそこ。
1枚のモニタで必要な情報が表示できるのであれば、マルチモニタ環境を整える必要はない。で、実際のところどうなのかというのが今回の記事です。
(ハードのスペックは2014年4月現在の情報です)
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