もしかして、これってトレードルールの作り方(1)

ブログのコメント欄だけでなく、公式サイトの方にもいろいろと質問をいただくのですが、「○○を教えて欲しい」という人が結構います。
質問者は真剣に自分が抱えてる問題はこの部分ですと訴えているのですが、
吉田からするとピント外れな内容ばかりなんです。
まぁ、自分のスタイル、ルールが確立できているなら質問なんてしない
だろうから、当たり前なんですけどね。
公式サイト、師匠のブログ(5pips上等!)、うちのブログでくり返し
トレードを題材に扱ってきましたが、どうも肝心な部分が伝わってない
ような気がします。
情報が断片的? 自分の事例に当てはめづらい?
当たり前でしょ。無料で出してる情報なんだから。
それでもそれをつなぎ合わせれば、答えに近づけるだけのものを書いてるつもりですが、わざわざ質問をくれる人は、ちゃんと読んでくれてないのかなという感じを持ちますね。
ただ、うちで推進しているプロジェクトが、自動トレードシステムの開発である以上、踏み込んだことを書くとそのものズバリが出てきてしまうので、
そこはある程度ぼかして書くしかないわけです。
(機械が利益を出せるということは、現金製造機と同じですからね)
とはいえ、最近の師匠のブログもそうですが、ちょっと抽象的な表現が多いのも事実。たまに他所様のブログを見ると、こんなアタリマエのことをさも大発見のように書いたり、小さなネタを大きくふくらませて書いてるのを見ると、うちのブログは小難しいことを書きすぎているのかもしれませんね。
自分らが当たり前、常識だと思っていることが理解されてないからこそ、95%の人間が依然として負け組にいるのも事実。
だから、ちょっと目線を変えて今回から3回くらいを目安に、
「トレードルールの作り方講座」をやります。
では、まず質問。真剣に考えてくださいね。
あなたは何故トレードルールが必要なのか説明できますか?
さぁ、ちょっと考えてみてください。
何故トレードルールが必要か理解してますか?
さぁ質問の答はなんでしょうか?
- 入門書やブログに、トレードルールを作って守ることが大事と書いてあるから
- ルールがないと、トレード中に何をすればいいのかわからない
- ルールがないとエントリーできない
- ルールがないと勝率が下がる
残念! どれも外れ!!
正解は、明確な勝敗がない世界に「どうなったら勝ち」で「どうなったら負け」なのかを持ち込むことです。
これはうちのブログでも散々取り上げてますが、相場の世界はすごく特殊で、他のギャンブルやゲームのように、明確な「勝ち」「負け」が決まってません。ゲームではなく、あくまでもトレード=取引と考えれば当たり前ですが、相場の世界でマネーゲームをやってる人は、「勝ちと負けの基準」が絶対に必要です。
だから、最初にやるべきなのは、
勝ち負けが存在しない世界に、
勝敗を持ち込むこと
大事なことなので二回言いました(定型文)。
ちょっとここで、巷に出回っているトレードルールや手法について触れます。
本や雑誌、ブログに商材、いろいろと情報源はありますけど、やり方、時間軸、使っているインジケータなどに違いはあれど、どれも共通点があります。
それは、エントリーに寄りすぎていること。
エントリーはたしかに大事ですが、エントリーポイントばかりに目が行くのは、木を見て森を見てない証拠。
チャートを点でしか捉えてないということです。
さて、チャートの切り抜きを見てもらいましょ。
水色の矢印が出てるポイントが買いのエントリーポイント。
トレンドに乗ってすごく良いポイントで打ち込めてます。
では、同じシグナルの別のポイントを見てください。
こんどは「アレレのレ?」って感じですね。
このシグナルはEMAのクロスオーバーシグナルです。
EMAのゴールデンクロス・デッドクロスを追いかけてますが、
世の中に手法として出回っているルールもこれと大差ありません。
エントリー条件を点で捉えてる限り、どんなルールでも一緒です。
チャートは面で捉える
エントリーに寄り過ぎたトレードルールは意味がない。
確かにどういう条件が揃ったら、エントリーするかを決めるのは大事だけど、どうなったら勝ちなのか、どれが負けなのかを定義することほうが大事。
勝ち負けの条件は?
競馬で例えると、自分が勝ちとなる条件は、自分が買った馬が1着になれば勝ちです(単勝馬券の場合)。自分の買った馬がハナ差でもトップより後ろなら負けです。実に明快。
では、FXの場合はどうか。FXの場合は、為替差益を狙うやり方と、スワップポイントを狙うやり方があります。FXというと「為替差益」を狙うことが多いので、為替差益だけに絞って考えますね。
為替差益=キャピタルゲイン狙いの場合、
買い:決裁レート-約定レート>0pips
売り:約定レート-決裁レート>0pips
この状態で手仕舞できれば、プラス収支になります。
相場に参加する目的は、自分の資産を増やすことなので、
「プラス収支で手仕舞いできる」ことが勝ちの条件になります。
これを相場の原理で説明すると
安く買って、高く売る
高く売って、安く買い戻す
こういうことになります。
もっと砕きますか?
安値で買いポジ、高値で決裁
高値で売りポジ、安値で決裁
で、その差額が自分の利益。
勝ちの条件を「プラス収支が出ること」にするなら、実に簡単です。
脅威のトレード手法とか派手なウリ文句で煽ってる商材も、
結局のところコレを狙ってるだけです(笑)。
では、その反対の負けの条件は?
「プラス収支で手仕舞」が勝ちなら、「マイナス収支で手仕舞」が負けですね。結局、FXってゲームは、エントリーから決裁までの差益がプラスかマイナスかでしか勝敗の判断がつかないということです。
理由は?
これもくどいぐらい説明してますが、競馬とか他のゲームのように、
誰かが勝ち負けを判断してくれないので、自分で決断する必要があるから。
ゴールがないのです。
でも、いったいどれだけプラスなら勝ちで、どれだけマイナスなら負けなんですか? これが相場独特の問題で、決済しないと勝敗がつかないけど、それまでは「含み益」、「含み損」という状態が発生します。
繰り返しますよ。
相場は決済しない限り勝敗は
つかず含み益、含み損が発生する
つまり、5pipsを取りに行くのに、10万pipsの含み損が発生しても、決済しない限り負けにならないのです。
言い換えると
壮絶な我慢比べなんです!
こんな状態(笑)。どっちが先に倒れるか!
でも、現実問題、含み損はマージンコール、強制ロスカットという形で幕を閉じます。ひたすらクイック入金をくり返す手法(笑)もありますが、良い子は真似しちゃダメですよ。
だから最初に「どの程度の損失が出たら負け」と決める必要があります。
さて、次回から具体的にトレードルールの作り方を順を追って説明していきたいと思います。
こんばんは
熱いですね(内容が)
伝わらないですよね
いくら抽象的に言ってあげても伝わらないですよね・・・
ヒネくれ君は反発するだけですが
思考が全然違うと最近データが取れましたよ。
稼げる人の最低限の当然といわれるレベルに思考がないと思います。
別世界みたいな感じですよ。
例
車の修理が完成しお客さんに作業内容を詳しく説明しろって言われて
新品部品・不良部品から施工内容まで詳しく説明しても・・・
聞いてないのがほとんどで理解できない(当然その職の人でなければ理解しづらい)
詳しく全てを説明し終える前に、もういい治ったんならいい!て言われてました。
もういいっ儲けれるならいい!!という思考でしょう
だから詳しく調べないし知識にキチンと入れない。
職が違う同士でその職の奥義を話し合ってもお互い世界が違うので
伝わらないし真剣に聞きメモを取るまでない・・・
だって必要ないと心の奥底にあるからでしょう。
目的は儲けれるなら何でも良いし楽に稼げるほうに意識が行く・・・
そりゃインチキ商材、売れるでしょwww 愚かな人へのナイスな商売だと思います。
真剣にトレードで生活や稼ぎを得ると腹の底で覚悟してないし、
たぶん博打な世界で儲けれたらラッキーというレベルだと思いますよ。
だから専業として教えていると腹が立つ事が多いです(相場を舐めている)
自分が相場で真剣に稼ぐという意識がないと思います。
ていう人に伝わらないですよ。。。
教えてくれっ ていうほとんどの人はそういう人が多いでしょうね。
一人で出来る世界に一人で自由に稼げるようになれば良いだけ
チャートが教えてくれる、先生はチャートですよ。相場の神様が教えてくれますよ。
他人の力はキッカケになるだけしかないと思います。
そのキッカケはすごく有難いですがね。
当然の位置が違うんですよ 常識・非常識の違いでしょうね (たぶんwww)
あんまりこんな事 コメントしたら真剣に指導している人にも悪いと思いますし、
真剣に詐欺商材を売ってる人にも悪いと思います。
ので僕は筋トレに励みます・・・・www
(EAを改良しながらバックテスト中に筋トレっすwww)