人事を尽くしてだるまをもつ
このだるまは、吉田が師匠の為替和尚と自動トレードシステム開発をはじめて、最初のお正月に地元の神社で買ったモノです。
昔からだるまは、何かを達成する時の願掛けに利用されてきました。
この時誓ったのは、もちろん「自動トレードシステム」の完成です。
だるまの右目は、自動トレードシステムが完成したら入れるつもりでしたが、それがなかなかかなわず、結局5年が経ちました。
師匠と出会い開発をスタートして丸5年半です。
最初から勝っているトレーダーと組んでもこれだけの長い時間を要するのかと、しみじみと感じます。でも、作ろうとしているものを考えたら仕方がないのかもしれません。
2013年も残すところ僅かとなりました。
今年最後のブログは「部屋とチャートとだるま」(笑)がテーマです。
師匠と目指したもの
師匠と出会ったのは2009年の6月です。
師匠「俺はプログラマーという人種は信用せぇへん」
吉田「自称トレーダーと称する人たちを見てきたけど、セミナー屋ばかりで信用してないですよ」
これが2人のスタート地点です。
はっきり言って互いが不信感を持ったスタートです。
どうやって2人が互いを信頼し、現在のような関係になったかは、
「自動トレード開発奮戦記」を御覧ください。
奮戦記では最初の1年半、2010年の暮まで書かれていますが、冒頭でも触れたように今は2013年の暮です。5年半もの間、あきらめずに自動トレードシステム開発を続けてこれた理由は、自分たちには確たる信念があったためです。
それは…
達人トレーダーと同じ行動を取る
自動トレードシステムを
必ず完成させる
今でこそ言いますが、ある期間だけワークするもの、トレード回数は減るがそこそこ勝てるものだったら、たぶん完成していたと思います。
実際、ドローダウンのリスクは高いが、そこそこの収益を上げたものも完成しています。
そのレベルのものを作って満足するのであれば、吉田も師匠と組んでないし、師匠も吉田と組んでいません。
2人がガッツリと取り組んでいるのは、目指しているものがより高きにあり、それが実現可能だと心から信じているからです。
なにかを成し遂げようとするには、
信念が絶対に必要です!
何かを達成しようとしているひとへ
吉田や師匠がそうであったように、自動トレードシステムの開発は本当に地道です。試行錯誤の繰り返しです。
時には、答えを導くために何ヶ月も考えることもあります。
そのとき、ふと「同じ道をグルグルと回っている感覚」に囚われることがあります。
あれ? これって前にも到達した答えじゃないか?
なんだか、以前にも感じた感覚だなぁ
金持ち父さんで有名なロバートキヨサキは、ラットレースと称していますが、ラットレース=イタチごっこの感覚は、お金の話だけではなく、それ以外の分野にも現れます。
なにか大きなことを成し遂げようとしているときは、「同じ道をぐるぐると回っている感覚」が何度も出てきます。
でも、信念を持って手を緩めずに取り組んでいれば、
からなず前に進んでいるものです。
同じ風景に見えても、山の頂を
目指しているのであれば、
高さが変わっているのです!
螺旋のような山道を登ると同じ風景は現れますが、その時以前に見た光景よりも高い場所に来ているのです。高い塔に登ると言い換えてもいいかもしれません。
このブログの読者の方は、自動トレードシステムに興味があるあるいは開発している(していた)人、トレードが強くなりたい人、さまざまでしょう。
でも、これらを本当に達成したいと考えるのであれば
(1)強い信念をもつこと
(2)厳しい現実を受け止め、現状の冷静な分析をすること※ストックデールの逆説
この2つのことを忘れないで下さい。
同じ所をグルグル回っている感覚に囚われているかもしれませんが、地べたから見ると確実に高いところに到達しているはずです。
吉田と師匠の目には山頂が見えています。でも、それは幻覚かもしれません。それでも、山頂を目指して歩いて行けば、
必ず山頂に到達できると信じています。
重量挙げのメダリストが仰ってました『意味が有るのか、無いのか分からない練習を只々、淡々と続ける事が出来る人間だけがメダルを取れる』
トレーダーである吉田さんが、これと通じるものを よく記事に書かれていた事で何度も勇気づけられたものです^_^
本年もありがとうございましたm(_ _)m
来年もよろしくお願い致します^_^