勝ち組トレーダーが当たり前のようにしてること
最近、ようやく気付いたことがあります。
しかも、かなり重要なこと。
どれぐらい重要かといえば、「地球は丸い」とか「太陽が地球の周りを回っているのではなく、実は地球が太陽の周りを回ってる」とかそんなレベル。
えっ! それは常識だろ。常考。
21世紀に生きる我々ならそれは常識です。
でも、15世紀の人間だったら?
トレードの世界にもこれに通じるような常識があったのです。
さて、それは何でしょうか?
(いきなり、世界ふしぎ発見!のような出だしになりましたが、続きを読む前にちょっと考えてみてください)
勝っているトレーダーが当たり前のようにしていること
吉田も師匠(為替和尚)に出会ってから、いろいろなトレーダーやディーラーの方とお会いする機会を得ました。
実際に彼らと会って話をすると、勝ち組トレーダーからは共通点が見えてきました。別に、ヘビースモーカーばかりとか、バツイチ経験者だとかそういうのではないです。
勝ち組トレーダーは
徹底して損小利大だ!
「なーんだ、当たり前だろ?」なんて声も聞こえてきますが、皆さんは損小利大について具体的にどんな戦略を練っているのでしょうか?
なるべく安く買って、高く売る
損切りを小さい幅で行う
利益が出たら、利益方向に増し玉する
トレーリングストップを使って、利をできるだけ引っ張る
具体的な内容はあげれば切りがないほど。十人十色の答えが帰ってくるでしょう。これをFX寺子屋流の言葉でまとめるなら…
きちんとしたプランA,B,C
を持っている
これが先ほどの冒頭であげた「トレードの世界の常識」の答えです。
プランA,B,Cについてちょっと説明しますね。
- プランA……エントリー技術、根拠
- プランB……損失を減らす技術、損を小さくする理論
- プランC……利益を伸ばす技術、利をひっぱる理論
師匠のブログ「スキャルピング日記5pips上等!」でも、プランBについてはかなり取り上げていますので、まだ読んでいない人は合わせて読んでみてください。「たくさんあるけど、具体的にどこよ?」って人は、Google先生で検索してみてください。
「site: blog.kawaseosyo.com バランス」って呪文を唱えると、ゲップが出るほど出てきます(笑)。
プランAは誰もが使ってると思います。なにせエントリーしないと相場は始まりません。プランBはどうでしょう? たいていは損切りかな? ナンピンしてる人もいるかも。
プランCは、勝ち組トレーダーはほとんど例外なくやってますね。
勝っている時に増し玉して、建玉の枚数を増やす手法です。
プランB,Cについては、言い方は違いますけど、FX寺子屋の公式サイトでも取り上げています。「FXで勝つために必要な3つのスキル」の記事で取り上げていますよ。
プランBの「損を減らす」、プランCの「利を伸ばす」。これは吉田も師匠に出会った頃から聞かされていたことですが、最近気づいたのは、これが独立した技術ではなく、すべて相互に補完し合う存在だったという点です。
つまり、A→B→Cの流れは、車輪のようになっていて、どれかが欠けても車が前に進まなくなるシロモノなのです。
まぁ、図のように三角形にしてしまうと、前に進んだとしても痔になるのは時間の問題ですが…。
どれかひとつに偏ると…
吉田が自分のカミさんにFXトレードの指導をつけていることは、すでに何回か触れているのでご存じの方も多いでしょう。
一時期は3戦全勝なんて勝率を出してましたが、今はというとチャートを開く時間がめっきり減りました。その理由は?
ドル円99円ショートの糞ポジ
記事執筆時のレートが101円76銭なので300pips近い損が出てます。俗にいうポジションの塩漬けですね。浸かりすぎて、干物みたいになってます。
ちなみに、これは損切りが出来なかった結果ではなく、プランBに失敗した結果なのです。
糞ポジを持たされて2日後のこと、一時は100円をうかがう勢いだったドル円も、一旦落ち着いて垂れてきました。順調に下げていたので、吉田もこのポジは処理できると踏んでいました。
実際、チャートを見ると消化できるところまでレートが到達してました。
でも、それは早朝だったのです。
しかも、その日はレア物のネズミが出るとかで、千葉県浦安市にある某ネズミーランドに出かけたあとでした(笑)。
(※クリックで拡大されます。)
実際、何も細工なしにポジションを処理できるのは、これが最後でした。
この時、師匠に報告のショートメールを送ってます。
ドル円100円いきそう
カミさん泣きそう(笑)
その後、チャートは右肩上がり。101円も突破し、102円に届きそうな勢い。さすがにここまで距離が開くと、シンドイ。
これでも処理する方法はあるのですが、さすがに初心者のカミさんにはその方法はシンドイ。おまけに教えてない。
プランBの概念はさほど難しいものではなく、相場をかじったことがある人が説明を受ければ、すぐに使うことは出来ます。
でも、ほんとに使えるだけ。ヘタッピがやると、十中八九失敗します。
やはり、未処理の、しかもデカイ損失が出ているポジションを見ながらだと、平常心で打つのは難しいらしく、チャートを見ては溜息を付く日が続いてます。「損が出ているポジションは無視して、スキャルピングで打ち込んでみれば?」と提案しても、ビビって打ち込めなくなる始末。
これは、一旦、口座をリセットするまで続くな。って感じです。
まとめ
損失が出ているポジションを脇において、お構いなく打ち込めるか?
これは、「プランA=エントリー」がきちんと身についているかにかかっています。「プランB=損を減らす技術」と「プランC=利を伸ばす技術」は、実はトレードルールにも絡んでます。
プランBは別に、玉操作ばかりではありません。
ナンピンや逆ピラミッディングなども含まれてます。
また、通常損切りしかしない人にも絡んでます。例えば、エントリー直後に即損切りしたあとどうするか? 大抵の人はノープランで、なんども同じ方向に入っては切り、入っては切りを繰り返します。
ここは本当は、ルールで規定しておくべきなんです。
エントリーして切らされたら、どういう状況になるまで様子を見るとかね。
プランCは? ほんとうの意味で損小利大に持って行くには、プランCがノープランではダメですね。師匠のように玉操作を使うのか、それとも増し玉をして飛んだ時の利益をがっぽりと稼ぐのか。
相場の世界は、どこまで飛ぶかなんてわかりません。
損失幅はコントロールできるけど、
利益幅(ボラ)は予測不能
最初の話に戻りますが、プランA→B→Cは連続した一連の技術です。
プランBが発動したら、やはりプランAに戻ります。
プランCが発動した時も、増し玉するポイントはプランAが必要です。
エントリーだけにより過ぎず、プランB、Cも十分に考慮した戦略を構築する必要があります。
こんにちは
吉田様の奥さん状況、連絡ウケました(笑)
僕の嫁も始めの頃は一緒にトレードして手法を教え、やっていたんですが・・・
同じ現象で僕の見てない時に損切りせず一生懸命、冷や汗を流しながら干物をこしらえていました。
横で同時に号令のように声に出しつつ教えているに出来ないんですよね・・・
今は嫁はトレードをしていません(だいぶ干物を溶かしてくれました 苦笑)
作戦?トータル的な手法?プランですよね。
今回の記事で自分がやっているトレード作戦が似ているので確認ができて良かったです。
海兵隊・スパイ部隊・特殊部隊・補給部隊と自分でポジションを分けています。
トレンドを引っ張る利大!!これがやはり気持ちが良いです
感情云々ありますが 差益を求めて始めたので目的達成感でしょうか
しかし人に伝授するが伝わらない・・・授(ジュ) されない です。