行き詰まっているあなたへ
最近、いろいろな人と話す機会が多くなりました。
吉田自身も、単にモノを作ればよい段階から、
次のステージに進んだのかもしれません。
出会う人はさまざまですけど、大きく分けると2種類。
すでに何かを確立している成功者か、次のステージに進みたくて一歩を踏み出した人です。
その中で、やはり次のステージに進みたくて一歩を踏み出した人が印象に残ります。一歩を踏み出した人は、これまで務めていた会社や仕事をやめて、独立した人です。
独立に至る経緯は人それぞれですが、多くの場合、現在煮詰まっていて思い悩んでいます。今日は、そんな人達に、吉田の経験が少しでも役に立てばと思い記事にしました。
行動を起こしたあなたはすごい
会社を辞める、仕事を辞めるというのは、サラリーマン、勤め人なら誰もが一度は考えることですね。経営者まで登りつめれば話は別かもしれないけど、たいていは多かれ少なかれなにか不満を持ってます。
吉田も11年間サラリーマンをしていたので、まわりで愚痴っていた人をよく見ました。たいていの場合、居酒屋で上司や会社の愚痴を言っていることがほとんどです。週末だけを待ちわびて、金曜日に酒をひっかけることを唯一の楽しみにしている人、まわりにいませんか?
それで月曜日になると気が重くなる。
果たしてそんな生き方楽しいのか?
吉田のいた会社では、吉田より若い人が会社の愚痴をいい、「辞めたい」「辞めたい」といつも言ってました。「そんなに嫌ならやめればいいのに。まだ若いのだからやり直しはいくらでも効くでしょ」というと、「いや車のローンがあるし」、「結婚したばっかだし」、「このご時世なかなか次の仕事が見つからない」といった言い訳ばかり。
でも、こんな人が大半なんです。
それに対して、
会社や仕事をやめると決断し、行動を起こしたあなたはすごい!
ほとんどの人は、「自分の人生」なのに不平不満の中をダラダラと年をとっていくだけなんですから。
こう考えてください。行動を起こしたあなたは…
自分の人生にきちんと
責任の取れる人なんです!
でも、定期的にお金が入ってこないとやはり不安ですよね?
すべては糧になる
独立というと、まず起業が思い浮かびます。でも、このブログの読者なら
「専業トレーダー」という選択肢もあると思います。
世の中見渡せば、起業や独立についての本や情報で溢れかえっています。
本に書かれた情報は、その人のケースであり、そのままでは使いものにならないことがほとんどです。
だから、独立した後は、他所から仕入れた情報をもとに自分でアレンジしなければなりません。
吉田が独立してフリーランスになったのは、2007年8月です。それまでは東京の電気機器メーカーの開発職でした。吉田も会社に不満はありました。経営者がアホ、給料が安いといった不満でした。経営者がアホなのはどうにもなりませんが、給料の不足分は副業で稼いでいました。一部の上司は知ってましたけど、黙認って形ですね。
スタイル的には「週末起業」というのが当てはまったかも。
兼業の期間は約5年間ありました。もちろん白色でしたけど、確定申告はしてましたよ。
収入的には会社からの給料+副業の収入があったので、必要十分でしたけど、ある時から
現状に甘んじていてはさらなる上は狙えない。やはり独立するか
と考えるようになりました。副業の仕事が忙しくなってきていて、会社の仕事が邪魔になってきたという側面もありましたが、そのことを会社の同僚に話すと
黙ってても毎月給料はいるんだし、兼業のまま続けたほうが得でしょ?
と言われました。たしかに、目先のことを考えると、そのまま目の前の仕事をこなしていくのが楽です。でも、果たしてそれがいつまで続くのか?
現在、吉田は2人のパートナーと組んで仕事をしてます。そのうちの一人が師匠である「為替和尚」です。師匠と出会ったのは、独立した後です。
もし、この時、サラリーマンと2足のワラジだった場合、がっつりとパートナーシップを結べたかどうか?
たぶん師匠はこう言ったと思います。
ええなぁ、毎月黙ってても給料が入ってくる身分は。
それで、俺らとの仕事はうまく回るんかい?
吉田が会社をやめて独立起業したことで、これから仕事をしていく人からは、それだけの覚悟を持ってやっていると取ってくれるでしょう。
副業でちまちま稼ぐこともできますが、より大きく儲ける、より大きな夢や希望に向かっていくためには、どこかでリスクを取る必要が出てきます。
こじんまりとした考え方では、
こじんまりとしか稼げない
ということです。
専業トレーダーも同様です。
トレードで飯を食っていくと腹をくくるなら、一番マーケットが動く、東京オプションカット(PM3:00)から、ロンドンフィックス(AM 0:00)の時間を外せません。この時間を外してトレードするなら、普通のやり方ではなく、別のやり方を見つける必要があります。
でも、この時間にサラリーマンしながらトレードできますか?
苦しい時こそ…
そんなこと言っても…
お前は独立したときにある程度稼ぎがあったろ!
こういう見方もあるでしょうね。
でも、それは最低限の保険です。どう考えるかは人それぞれ。
○○のお店を持ちたいが、開業時期までバイトで食いつなぐでもいいのです。この辺のリスク管理はその人の考え方次第。
吉田の場合、競馬関連のソフトウェア開発で起業しましたけど、独立したその月に「馬インフルエンザの流行」があり競馬開催が中止になっています。
競馬ソフトを売るのに、肝心の競馬が開催されなければ、
おまんま食えませんよ。
どれだけ準備しても、「予期せぬリスク」というものはあるものです。
失敗した時、予想通りにいかない時は、精神的にも経済的にもきつい時期だと思います。独立したこと、その道に進んだことに後悔しているかもしれません。
でも、こう考えてください。
苦境に立たされた時は、学習と
成長のチャンスだ!
すべてがトントン拍子でうまく行き、まったく苦労を経験してこないと、何かあって歯車がまわなくなると、どう対処すればいいかわからなくなります。
実際、そういう人も見てきました。
だから、今苦労していることは、必ず乗り越えられると信じて、
今後の教訓とすべきです。
また、苦しい時は、「まわりの人」に頼ってみてください。
そういうときに手を差し伸べてくれる人は、本当の人間づきあいができている人です。
あなた自身が誰かを頼らないと、誰もあなたを頼れないのです!
よほど、最先端なことに従事してない限り、あなたが直面していることは、誰かが乗り越えてきた道です。
最初に一歩を踏み出した時の気持ちを忘れず、是非苦難を楽しんで乗り越えてみてください。
まさに今の私にドンピシャな記事です^^(明日退職届出す予定です)
一度転職含めて十年ちょいサラリーマンやってきましたが、今年中にそれも終わる予定です。
今の会社に将来性がないのも理由の一つですが、日中の時間が大きくとられてしまうのも理由の一つです。
正直なところ、副業による収入はないに等しいので、しばらく収入ゼロの期間があると思いますが、それでも研究に専念する必要があると感じました。やはり兼業ではどっちも中途半端に・・。
その気になればバイトでもなんでも最低限の生活費を稼ぐことくらいいくらでもなりますからね。
妻子持ちでこういう決断するのはとんでもないバカとしか言いようがないですが(笑)
性格的に新しいことを考えて始めるのが好きなので、しばらく会社にいて同じことの繰り返しになると嫌になります(笑) 変わらない会社、変えようとしない上司、変わらないどころか悪くなっていく経済状況。。
定年まで20年以上こんなことやっているのかと考えるとゾッとしますよ^^
もちろん会社を辞めることはリスクですが、会社に居続けることはそれこそ発生確率100%のリスクです。30才過ぎると時間が過ぎるのが早く感じますね。10年、20年先が手の届くところに見えてきます。年をとって死ぬときに後悔しない道を選ぶのが重要だと感じました。成功しようと失敗しようと。