予期せぬトラブル、あなたはどうする?
今回の更新は、予定より1日遅れです。
理由はソフトの修正でえらい時間を取られたためです。
吉田の本業はプログラマなので、競馬やFXなど多くのプログラム
を作っています。その中には、有償で公開しているものもあります。
今回トラブったのは、競馬ソフトの方です。
競馬にはIPATというインターネットを使った投票手段がありますけど、
これが唐突に仕様変更をして、ソフトが不具合を起こして
動かなくなるってことがあるんです。
今回の仕様変更は過去に起きた変更の中でもかなり大きなもので、オッズ等のデータを提供しているサーバーが変更になり、まったく別のサーバー(JRAの公式サイト)に飛ばされてしまったわけです。
JRAは別にデータの仕様を公表しているわけではないし、もともとプログラムで処理するのを前提とした仕様ではなく、あくまでもホームページの情報です。だから、見た目をちょこっと変えただけで、ソフト側は影響を受けるわけですが、データの提供先を変えるってことは、ガラリと中身が入れ替わることを意味します。
結論から言うと、まだ修正は終わってません。
土日 朝7:00から夜0:00まで作業をしましたが、終わりませんでした。
ここまで時間がかかった理由は、データを取得するプログラムをまるまる作りなおす必要があったためです。
修正ではなく作り直しね!
予期せぬトラブルは、突然起こるものです。
こうしたトラブルには、どう対処すべきでしょうか?
トラブルは避けられない!
昔から「備えあれば憂いなし」って言葉があるように、
不意に発生するトラブルは、自分では避けられない。
だから、万が一の時に備えておくというのが、先人の知恵です。
昨日までなんでもなかったことが、突然不調になる。
人間関係も、機械もソフトもいきなりおかしくなることがあります。
もちろん、その前に何らかの前兆があるケースもありますが、
それに気づいてないことも多いかも。
そんなん、前兆に注意してトラブルを避けたらいいやん!
って考えるかもしれないけど、世の中のトラブルって避けられない事のほうが多いんですよ。だから、
トラブルを避けるのではなく、
どう付き合っていくか?
こう考えるのが正解!
あなたはどうする身近なトラブル
前兆が見られない身近なトラブルの一番人気は、パソコン関係ですね。
誰もが経験はあると思うけど、さっきまで普通に動いていたのに、
いきなり動作がおかしくなる。
パソコンのトラブルは、パソコンに詳しい人間でもやはり厄介です。
OSの不調は、自動更新されるソフトウェア(Windows Updateやアンチウィルス)が原因のことがありますけど、一番あせるのがなんといってもHDDのトラブル。
- ファイルの移動ができない、コピーが失敗する。
- Windowsがエラーを吐く。
症状は様々ですけど、目に見える不調が現れたらすでに手遅れ。
これまで溜め込んだお宝動画も、仕事の文書も、ブックマークやメールまで、
全部オシャカになる可能性があるのです。
パソコンが壊れる要因として、その他にも電源やメモリ、CPUの熱暴走など多くのトラブル要因があります。
例えば、PCのトラブルがトレード中に発生したら、どうします?
急にネットに繋がらなくなったら?
でも、起こりうる話ですよ?
今回吉田が味わったJRAの仕様変更によるトラブルは、油断や忙しさにかまけてメンテを怠っていたことが、ここまでおおごとになった理由ですけどね。
(10年も正常に動いていれば、まさかデータサーバーをいきなり廃止するなんて決断がされるとは思ってもいなかった…。)
トラブルには発生頻度や影響度の違いはありますけど、
でも不意に襲ってくるのです。
トラブルとどう付き合うか?
どんなに気をつけていても、トラブルは発生する。
トラブルなんて自分でコントロールできるものではないから、当たり前。
では、やっかいなトラブルとどう付き合っていくか?
- HDDのバックアップは常に行う
- パソコンのメンテは定期的に行う
- ポジションを持っているときは、目を離さない。席をたつときは、プロテクト注文をかける
- 予備を用意する(保険)
- メンテナンスを将来への投資と考える
- 保険を用意する (リスクをヘッジする)
実際、生きていればどんなトラブルにあうかわかりません。急に職を失うかもしれないし、やっかいな隣人が引っ越してくるかもしれない。1ドル150円になるかもしれないし、50円まで下がるかもしれない。
パソコンからいきなり煙が上がるかもしれないし、事故に巻き込まれて半身不随になるかもしれない。
今日、当たり前だったことが
明日も続くとは限らない
これを肝に銘じて、トラブルと上手につきあっていきたいものです。
でも、どうせ避けられないならやっても無駄と考えるのはダメです。
いざというときに備えてメンテナンスをしたり、保険を用意することは、
将来起こりえるトラブルの影響を最小限に留めることにもつながります。
ぜひ、皆さんもトラブルに見舞われる前に一度考えてみてください。
以前勤めていた会社で、会社のシステムの大規模更新で自前のシステムを丸ごと作り直したのを思い出しました(笑)
リスクと向き合ってどう管理していくのか。
人間というのは一度痛い目にあわないと対策しないものですよね。。
原発の津波対策もあれだけの被害が出ないと何もしない、子供の安全対策もいじめ問題も数人死んでから出ないと何もしない。
取り返しのつくものならそれでもいいですけど、クリティカルなものに対しはいろいろと想定して対策をしていくことが必要ですね。
諸悪の根源は想像力の欠如、だと思います^^