自分の持ってないものを手に入れるには?
タレント。その人が持っているスキルや能力のこと。
マルチタレント。複数の専門分野、スキルをもつ人。
吉田は雑用係といっていいぐらいにいろんな分野にクビ突っ込んでます。
ウェブサイト構築、マーケティング、SEO、プログラミング、システム設計、経営、ドキュメント作成、そしてFXに競馬。
これらは、個人事業主時代から、結局一人でやらないければならないことが多く、結果的に身についたスキルです。
師匠の為替和尚もマルチタレントな人で、FX、株式投資、先物投資、経営、ビジネス設計、コンサルティング、コーチング、セミナーなど多くのスキルを持っています。
しかし、どれほど多彩なことが出来ても、マンパワー自体は変わりません。
師匠と進めている自動トレードシステム開発にしても、2人で進めている以上2馬力であることは変わりません。
自ずとこなせる作業量に限界があります。
ここ最近、常々感じさせるのは「チームを組むことの重要性」です。
自動トレードシステム開発のように知的作業の場合は、そこまでの人数はいらないかもしれませんが、最低でも、ロジックを考える、システムを作る、検証をするというように、3つの作業を分担してこなす必要があるのです。
これは自動トレードシステム開発のためではないですけど、最近の吉田の仕事には人と会うことが加わっています。自分たちのやっていること(自動トレード以外のトランスエッジ関連事業)を先に進めるために、組織づくりをしているわけです。
でも、これが言うほど簡単ではないんですよ!
互いに手の内を見せる重要性
たとえば、お金をはらって仕事を依頼するだけなら、話は簡単です。
製品・サービスの品質と、価格、納期を確認するだけです。
でも、まったく実績のないところに頼むのは怖いので、
まずは、これまでの仕事やサービスの実績をチェックします。
製品によっては試供品やサンプル、試用期間などがあるかもしれませんね。
ホームページの作成など、お客の注文によって製品が異なるものは、
過去の実績を確認します。
これらを評価して、どこに頼むかを決めるだけです。
このプロセスはたいていシステム化されているので、受注する側も
発注する側も簡単です。
難しいのが、現在吉田や師匠が取り組んでいる、「組織づくりのための人材発掘」です。もちろん、求める人材には何らかの役割を果たしてもらうので、その人の持っているスキルや、これまでの実績を明かしてもらう必要があります。
ただ、これがむずかしい!
例えば、FXを例にすると、自分たちの実力を知ってもらうには、
ある程度トレードに関する知識や情報をオープンにする必要があります。
トラックレコードを出すというのもひとつの方法ですけど、出す相手に
よってはまったく効果がありません。
見せるべきものが、ソフトウェアみたいにある程度目に見えるものであれば、過去に作ったものを見せれば済みます。
しかし、知識や情報の場合、それがそのまま飯の種に直結するものもあるので、扱いが大変です。
師匠は5年前に吉田に言いました。
俺はプログラマという人種を信頼してない。だって、ちょこっと自分のアイディアを入れたら自分のものにしてしまうやろ?
仕事で、何人かプログラマを雇った師匠の手痛い経験から来る言葉でした。
一方吉田も…
吉田もトレーダーと名乗る人たちと、何人も会ってきましたけど、
ほんとうに勝ってるのか怪しい人たちばかりでしたよ!
このへんのやり取りは過去の自動トレード開発奮戦記を見てもらえばわかりますけど、今にして思うと、よくこんな状態からスタートしたなぁと思うばかりです(笑)。
ワンピースにしろ、ドラゴンボールにしろ、実力者が仲間になる時には、
戦ったり、一緒に困難に立ち向かったり、相手の実力を目の当たりにすることでようやく認めるわけです。漫画の世界でもコレです。
腰につけたきびだんごで仲間にできるのも、はるか昔の話ですね(笑)。
雇用、業務委託などの契約形態でない限り、パートナーや仲間を見つける
工程には、必ず自分の手のうちをさらすという作業があるわけです。
しかし、同時に相手がどんな人間かわからないうちに、
手の内を明かすことはかなりハイリスクな行為なのです!
(以前に委託開発を受けたところに、おおよその利用者数を照会したところ、守秘義務契約を結ばされました)
見極めが大事。でも思い切りも大事
これから組む仲間を十分に吟味する。
この作業はとても大事。
でも、いつまでも手の内を探り合っていても埒が明かない。
だから、ある程度見極めがついたら、踏ん切りをつけて付き合って
みないと始まらない。
結局、男女の付き合いと同じってことかな。
ただ、問題は、付き合った後で、相手の欠点に気づいた時。
その時は、ひたすら努力して、人間関係を作っていくしかない。
最初から完璧な人はいない。
だから、その人の持っているエキスパートな部分が本物であるかをまず見極めること。スキルは嘘はつかない。
だけど、自分にその技術がないからその人と組むのに、正確な判断ができるかどうかは別の問題だけどね。
仲間と組まないという選択もある。
人によっては一人のほうがパフォーマンスが上がるという人もいると思うし、吉田も自分の抱えている仕事だけにフォーカスすると、一人で作業している方が効率が上がる。
でも、明らかに自分には欠けているスキルがあり、それを補わないとワンランク上のステージに上がれないというケース。外注という選択肢もあるけど、
本当のコア技術は外注ではカバーできないのです。
ちなみに、外注に頼れるのは、手順がフォーマット化された作業だけ。
2013年は吉田も師匠もひとつ上のステージに上がれそうな気配があるけど、そのためにしなければならないことは以前より増えました。
実際、皆さんに師匠が約束している「FX動画」も宣言から半年以上が経ってるわけで、その準備も着々と進めてます。先日、カメラテストをして、素材を編集するところまでこぎつけました。
動画ももう少しで、公開できるところまでいけると思います。
自動トレードも、検証をバリバリしているところです。
仕事は増えたけど、マンパワーは足りないまま。
だから、ちょっとだけブログの更新頻度が落ちることだけご容赦を!
週1回は必ず更新します。
動画、楽しみに待ってます。