みんなはどう見る? このあとの動き
ドル円5分足のチャートを見て予測してください。
次のチャートは買い戦略ですか? 売り戦略ですか?
※クリックで拡大出来ます。
テクニカル的にはアップトレンドですね?
さて、答えは…
要人発言で大暴落
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答えは、「暴落」です。
そんな無茶なって感じですけど、これは2013年2月12日23時ごろのチャートです。この日はG7の財相・中央銀行総裁の会議がありました。
18~19時台のニュースでは「為替相場は市場に任せる」との発表があり、円相場は円安のまま持続(アップトレンド)。
でも、その後、G7の要人が「G7声明は誤って解釈された」と述べたことで、円相場が暴落しました。
テクニカル的には「明らかにアップトレンド」だったにもかかわらず、不用意な、しかも匿名の声明で暴落。2ちゃんねるの市況板は阿鼻叫喚だったみたいです。
一節によると、ドイツの覆面介入だったようで。
まぁ、1分間に100pips近く落ちるのは、指標発表や介入以外にありませんね。ちなみにこの日の指標発表ですけど、この時間帯の重要指標はなかったです。
予期せぬ市場の動きにどう対応する?
さて、ここからが本題です! お題は…
予期せぬ市場の動きに
どう対応する?
為替和尚の基本はスキャルピングですし、
ローソク足をふくむテクニカルには、人間の心理もファンダメンタル的な要素もすべて織り込まれる
というのが師匠である為替和尚の教えです。
吉田もシステムトレードをメインにしているので、ファンダメンタルはあまり重視しません。指標があるかないかはチェックしますけど。
もう一度、チャートを出しますよ。この局面では、アップトレンドと判断するのが正解だと思います。
でも、結果は要人発言で暴落です。
円相場を巡る動きは、ヨーロッパや韓国といった国が、日本の円安政策憎しというスタンスなので、今後も突発的にこういう値動きがあるかもしれません。
こういうリスクに対するみんなの
意見を聞かせてください!
あなたなら、どう対応しますか?
つぶやき
各国は日本が、「過度な円安だ!」と騒ぎ立てますけど、月足で見るとだいぶひどいことになってるんだよね?
リーマン・ショック以降、円高が加速して、2011年3月の東日本大震災で弱ったところに、さらに円高にしてヨーロッパとかはしのいできたわけで。
為替相場は市場にまかせるっていうなら、介入は勘弁にしていただきたい。
私でしたら、対応しない対応をする でしょうか(^_^;)
あえて言わせていただくとすれば、
適切な損切り、急騰・急落があってもワークするロジックにする です。
それが出来れば、今頃、大金持ちでしょうが(^_^;)