自動車もいずれ自動に切り替わるのだろうけど、
法整備を始めとしてまだまだ課題が多いな
先月出張した際に、他愛のない会話がかわされた。
この出張は吉田が経営している競馬ソフト会社の打ち合わせで、いくつか重要な議題があるけど、その中のひとつとして「競馬の自動運転」についての議題もあったため、自然と出てきた話である。
トヨタ車の「プリクラッシュシステム」を体感した時もそうだけど、今の車は電子制御が基本になっていて、ドライバーの負担をかなり軽減してくれる。「プリクラッシュシステム」はオートクルーズ(設定した速度に自動的に調整してくれる)と組み合わせると、非常に楽になる。
単なるオートクルーズだけだと、車間が詰まった時は自分で速度を調整する必要があるが、プリクラッシュシステムがあると、車間が詰まれば自動的に速度を落とし、前がいなくなれば自動的に設定した速度まで加速する。
ドライバーはハンドルを握っているだけというラクチンさ。
もちろん、現状では高速道路しか用途がないわけだけど、
そこまでやってくれるなら次は自動運転と考えるのが人間でしょ。
車の場合は、法整備の問題をふくめて社会的に解決しなければならない課題が多い。でも、競馬やFXでは自動運転は当たり前のように普及している。
まぁ何かあっても、即人命につながるような事故にはならないというのがあるが、同時に機械化された世界特有の問題をはらんでいることに気づく。
先日のことですが、ペッパーストーン (Pepperstone)というオーストラリアのFX業者が、2014年12月31日付けで日本人向けのサービスを停止するという告知だされました。
ペッパーストーンは、吉田も一時期利用していた海外ブローカーで、比較的安定したブローカーでしたが、2013年にはすべての資金を引き上げました。
資金引き上げの理由は、業界通の知人から「ペッパーストーンの財務状況が悪化しており、いろいろと危ないので、まだ口座に資金を残しているならなるべく早く引き上げたほうがいい」と警告を受けたためです。
なので、日本人顧客向けサービスを停止するという話を聞いても、「へぇー」という感想しかないのですが、この流れは一社にとどまらず、大きな潮流となって来ているのが問題ですね。
投資の世界では、「マネージメント」が重要だという話がたびたび出てきますね。うちのブログでもよく話題に登ります。
では、あらためて「マネージメント」ってなんでしょう?
世間では資金管理とほぼ同じ意味で使われますが、「資金管理」は狭義のマネージメントです。寺子屋的には「リスク管理」と「資金管理」をあわせたものを「マネージメント」と定義してます。
最も投資におけるマネージメントについては、誰かがきちんと定義したわけではないので、別の見解があるやも知れませんが。
ここで、簡単に「リスク管理」と「資金管理」を簡単に説明しますね。
「リスク管理」でググるとビジネス上のリスク管理や、金融のリスク管理などが出てきます。このあたりの話はちょっとマクロすぎるので、あくまでもトレードに限定したリスク管理であることを念頭に置いてくださいね。
で、すごくぶっちゃけた言い方をすると「損失の管理」です。
投資なので、最悪の事態は「資金の枯渇(パンク)」ですね。
資金の枯渇しないように、リスクをコントロールすることを「リスク管理」と呼びます。リスクにもいろいろな種類がありますが、説明が長くなるのでここでは省略。
「資金管理」はちょっと手法めいた表現をしているところもありますが、簡単に言うと、自分の資金をどのように投資するか方針を決めることを指します。
ギャンブルでいうなら、ベット方法(賭け方)です。
追い上げなども資金管理の一種です。
あと、投資の世界では1回あたりにとるリスク(2%ルールや5%ルール)の規定なども資金管理の一種です。
さて、「リスク管理」と「資金管理」に簡単に触れたところで本題です。
本題は続きを読むをクリックしてから。
さて、前回「テクニカルと相場のおかしな関係」の続きです。
テクニカル分析なんて言葉があるように、トレードにおいてテクニカル指標は結構重要な位置を占めてます。吉田も使うし、チャートを見ている人ならすべての人がテクニカルを使ってます。
ほら、ローソク足やバーチャートも立派なテクニカルですよ。
さて、前回の記事で、お金(通貨)には物の値段と照らし合わせれば、価値基準のようなものが存在すると説明しました。でも、それが「通過 対 通貨」の相場になってしまうと、絶対的な価値基準はなくなるというお話をしました。
これは相場の世界には、価値の比較対象が無いためです。
あえて言うなら、過去のレートに照らして、今が通貨高だ、通貨安だというだけであり、これは相対的な価値しかないですね。
言い換えると
極めてアバウトな基準しかない
ということです。
ローソク足も立派なテクニカルですが、移動平均やストキャスティクスなど代表的なテクニカル指標に比べると、扱いづらく感じるのも事実。
そこで、判断を容易にするために、さまざまなテクニカル指標を駆使するわけです。
テクニカルについて説明する前に、通貨が動く要因について
触れておきましょう。
[続きを読む]
今回はちょっと当て屋の話をしますね。
うちのブログと師匠のブログは、チャートやテクニカルばかりに着目せず、マネージメントにも視野を広げたほうがいいよとなんども書いてきました。
それなのに、何故また「当て屋」の話?
こう感じるのも自然ですね。
あ、ちなみに「当て屋」とは為替和尚@寺子屋的な用語で、
チャート分析のうち「予想」や「予測」に着目したことを指します。
改めて「当て屋」の話を取り上げるわけでが、誰でも最初に相場に向き合うときは、「当て屋」から入るためです。
為替相場(FX)の場合は、買いか売りの2択。
何も考えずに売り買いを決定するなら、確率は50%のはずです。
でも、結果は50%に届かない結果に。
それじゃあ、より勝率の高いところはどこよ?
って必死になってエントリーポイントを探すのが当て屋の始まりです。
当て屋の手法には、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の2種類があり、いずれか一方、あるいは両方を使って相場の動きを予測します。
ただ、為替、FXをやっている人のほとんどが、テクニカル分析だけを使ってると思います。FXは株やその他金融商品に比べると、テクニカルがワークしやすい商品と言われています。
でも、テクニカル分析は誤用、誤解されていることが多いのが実情です。
[続きを読む]