何か大きなことをなしとげるには、仲間が必要。
どんなにマルチタレントでも、一人だけでは手薄になる部分があるし、一人の人間に出来る作業量は変わらない。
吉田と師匠(為替和尚)が取り組んでいる自動トレードシステムはまさにそう感じさせるものです。
吉田も市販のEAを何本か使ったことがありますが、ある期間だけ調子がいいとか、特定の通貨しか動かないとか、絶えずパラメータの調整が必要なものとか、稼ぐことは稼ぐけど、過剰なナンピンで最後はドカンと負けるものとか…。とても安心して任せられるのはほんとうに少ない。
プロのトレーダーと同様のパフォーマンスを出し、同じルールで複数の通貨に対応し、安心して24時間稼働させられるシステムって、まず市販のEAにはありませんね。
こういうものを作るには、やはり仲間とチームを組んで取り組む必要があります。自動トレードシステムの開発に、そんなだいそれたものが必要か? と疑問に思う人もいると思う。でも、一度作れば、せっせと現金を増やし続ける「現金製造機」は、やっぱり大事業だと思うけど。
でも、チームを作るための仲間を見つけるのって、実はかなり大変なことなんです。今日は人に焦点をあてて話をします。
[続きを読む]師匠(為替和尚)と初めて会ったのは、2009年6月の名古屋。
師匠は「自分のロジックを自動化できないか?」という悩みを抱え、
吉田は「きちんとしたFXの理論を教わりたい」という悩みを抱えてた。
こんな悩みを抱えた2人が、ひょんなことからパートナーとなり、4年以上も自動トレードシステムの開発に打ち込んでるわけです!
和尚はこの時点で、プロトレーダーとして成功しており、他のトレーダーよりも自分のエントリー根拠を明確に説明できる人でした。裁量トレーダーですけど、かなりシステムトレーダーよりの考え方をしている人だったのです。
でも、吉田が「この人と一緒にやる」と決意したのは、
他の人と決定的な違い
があったから! その決定的な違いとは?
[続きを読む]「俺はプログラマという人種を信用せえへん!!」
「自分も自称トレーダーと名乗る人たちを見てきたけど、セミナー屋ばかりで、信用してないですよ」
これが、吉田と師匠(為替和尚)の最初の立ち位置。
今でこそ、ビジネスパートナーだの、師匠だ、弟子だといってるけど、最初は必ずしも友好的だったわけじゃないんですよ。
風体も生きてきた世界もまったく違う2人は、「プロトレーダーの思考を完全に落とし込んだ自動トレードシステムの開発(完全機械化)」という目的のためだけに、集まったと言っていいですね。
これまでの記事で、師匠と吉田の到達点がどこにいるかはわかってもらえると思います。師匠が言ってること、公式サイトに書かれていること。もともとは師匠の頭の中にあったことだけど、これを体系化し、明文化してきたのは、自動トレードシステム開発のためなんです。
縦横斜め、A,B,Cの考え方がどうして今の形になっているかを理解するには、これまでボクらが歩いてきた道を知ってもらうのが、一番手っ取り早いと思ってます。単に考え方だけを記事にするだけでなく、「自動トレードシステム開発奮戦記」として、その背景を語って行きたいと思ってます。
コワモテ師匠と、普通のサラリーマンにしか見えない吉田の出会いはこんな感じでした。
[続きを読む]読者の方から質問が上がった「資金管理」の話をしますね。
質問の内容は…
分割売買について書かれていたので、少しやってみたんですが上手くいかず収拾がつかなくなって混乱してしまいました。また「理屈でまず、勝てるルール(資金管理)」というのは、モンテカルロ法などのことを指してるんでしょうか?
2つ質問があがってますね。何事にもまず自分でやってみる姿勢はいいと思います。でも、「収拾がつかず混乱した」とあります…。
当たり前です!! 「分割売買」は理屈をきちんと頭に入れて、何度も練習しないと使えない技術なんです。闇雲にやったら、口座がすぐにふっとびますよ(笑)。
今日はギャンブルに例えて、資金管理の基本になる考え方を説明したいと思います。
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FXをはじめて一番最初に思った疑問。
「このゲームって、どうやって勝敗決めるの!?」
FXは自分で「勝った(利確)!」「負けた(損切り)!」を宣言しない限りゲームは続く(資金が続けばという条件つきだけどね)。
ほかのゲームやギャンブル(競馬やポーカーなど)は、こうなったら「負け!」というルールが明確だけど、FXにはそれがない。勝ち負けを自分で判断するゲームって、かなり珍しいですね!!
そこが難しくもオモシロイ部分なんですけど、「勝ち負けを自分で宣言する」というのを逆手に取ると、「勝率をいじれる」ことを知ってますか?
今日は、「勝率のコントロール」に焦点をあてて話をします。
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