知ってるつもりで知らないメンタルの話

2014/07/20 カテゴリ:メンタル
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知ってるつもりで知らないメンタルの話

トレードの世界では、異口同音に語られる「メンタル」。
しかし、改めて「メンタルって何?」と聞かれて答えられる人
はどのくらいいるのだろうか?


トレードの世界でメンタルというと…

  • トレードルールを守ること
  • きちんとロスカット(損切り)すること
  • 決めたタイミングでエントリーすること

こんな感じの答えが返ってきます。
詰まるところ

メンタル=トレードルールを守る

と言ってもいいかもしれない。
でも、ほんとに正しいの?

 

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メンタルの本来の意味

さて、メンタルという言葉は、トレードの世界の専売特許
というわけではなく、その他の分野にも出てきます。
その代表格が「スポーツ」ですね。


スポーツ界では、「フィジカル」と「メンタル」という2つの単語が使われます。フィジカルとは身体面のこと。メンタルは精神面のことですね。


メンタルタフネスとは、精神的に強いことを指し、
特にスポーツ界ではプレッシャーやストレスに強いことを指します


「逆境に強い」


これがキーワードです。
でも、トレードの世界ではなぜか「トレードルールを守ること」がメンタルだという風潮があります。これも先人が単純化してきた結果だけど、トレードルールを守ること=メンタルというのは単なる思考停止です。


吉田が考えるトレードにおけるメンタルとは…

いかなる状況でも
平常心を保つこと

これですね。
吉田がトレードを始めた時、メンタルが大事と聞き、
戦中のような精神論を指してるのかと思いました。

烈帛の意志があれば絶対負けないし、この程度の損失なんのその!
耐えてみせます、含み損

でも違ったみたいです(笑)。

 

書籍もブログもメンタルは大事だという割に、メンタルが何かを明確にしてないので、字面から勘違いしてしまい、いつしかトレードルールを守ること=メンタルという結論に至ってるのでは?

優れたトレードルールがあれば勝てるのか?

メンタル=トレードルールを守るだと信じている方には申し訳ないですが、優れたトレードルールを作り、それを守って勝てるかといえば、YesでもありNoです。メンタルの存在抜きには語れないからです。


実績を出しているトレーダーのトレードルールをもらってきて(購入して)、
それで直ぐに結果が出るかといえばNoです。
でも、そのルールを使って勝てるか? と聞かれればYesです。


なんだか混乱してくる?
そうでしょ(笑)。あなたの整理がついてないからですよ。

トレードルールには、エントリー、手仕舞、資金管理など必要な要素が全て盛り込まれています。しかし、それがあっても勝てない。
なぜか? あなたがルールを守れないから。
じゃあ、ルールを守れば勝てるじゃん


とこういう無限ループに陥ります。たとえば、あなたに時間をさかのぼるタイムリープの能力があったとしても、対処療法をしているうちはやはり最後にドカンとやられる。トレードに負ける原因を取り除かない限り、因果律に引き寄せられて経路は違っても、結果は同じ。


「それがシュタイ◯ズゲートの選択です(笑)」

シュタインズゲートの選択

この堂々巡りを抜け出すには、改めて
トレードルールとメンタルの保つ意味を理解し、
根本的な対策を取らなければならない


「トレードルールの作り方の連載」の一番最初に、
トレードルールを作る最大の理由は…

勝敗のない世界に、
勝敗を取り込むこと

これに比べれば、エントリーや手仕舞のルールなんて瑣末的なことです。


では、メンタルの保つ意味は何でしょう?
メンタルは「いかなる状況でも平常心を保つこと」です。


含み損が出てようが慌てない。
含み益が出ていてもはしゃがない。
エントリー直後に逆行しても慌てない。


相場に対してニュートラル
に接すること

これが平常心を保つということです。

あなたは、ビギナーズラックで勝ててた

トレードをはじめて間もない頃。あなたは大勝ちを経験しているはずです。
吉田も利益率で考えるなら、初心者の頃のほうが稼いでました。
今とはボラティリティも比べ物になりませんけど、
15分で10万円とか稼いで有頂天になってました。


こういう経験は誰にでもあるはず。
トレードは所轄1/2のゲームなので、ビギナーズラックがはまりやすいのです。もうひとつビギナーズラックがはまりやすい理由として、
余計な知識や経験がないので、自然と相場に対して
ニュートラルな姿勢がとれたためです。


それが一転。
簡単に稼げる経験をすると、どんどん欲が出てきて、相場を甘く見るようになります。吉田も、飲みに行く前にちょろっとトレードして、その日の飲み代を稼いだりしました。


でも、ある日、相場から手痛い反撃をくらいます。
15分で10万稼げるということは、15分で10万損する可能性もあるということです。この段階になってようやく、あれこれと書籍やネットでトレードの勉強を本格化させます。


テクニカルやトレード手法をとっかえひっかえするのもこの時期です。

さてここからがメンタルの本質です。
最初は何も知らないので、相場に対してニュートラルに接することが出来ます。しかし、1度バカ勝ちしてあなたの相場に対する見方が変わります。
馬鹿勝ちで笑いが止まらない夜神月氏

しかし、調子に乗ったことあなたを待ってるのが手痛い逆撃。

相場に痛い目に遭わされた夜神月氏

こうなった時の心理状態は、

「大勝した時の快感が忘れられない」
「大負けした時の恐怖が残っている」

こんな感じ。
人間は成功体験をすると、脳内麻薬がでて気分が良くなります。
トレードでバカ勝ちした、ギャンブルで大きな配当を的中させた。
もう一度あの感覚を味わいたい。
こういう経験が脳内麻薬を放出させ、ひどい場合は依存症になります。


逆に、大きく負けた時の記憶は、脳内でなんども反芻され、
トレードをする時に大負けした時の恐怖が蘇り、判断を遅らせます。


つまり、マイナスの成功体験と、大負けした時の恐怖が相場に対しての見解をどんどん変質させていくのです。


本来であれば、相場に対してニュートラルに接しなければならないのに

  • もう一回あの時みたいに稼ぎたい
  • でも、大損は懲り懲りだ
  • 損したくない、でも儲けたい

どんどん自分の都合だけで凝り固まっていきます。
長くなりそうなので、続きは次回。

余計な感情なんて捨てればいいのに。
人間は厄介ですネ。

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この記事に対するコメント

4 件のコメント

  • まつもと
    2014/07/20 12:03

    こんにちは!
    先週は怖い方の『よろしゅう』を頂いて、せっせと防衛設備に増資している まつもとです(^^)(笑)

    メンタルは知らず知らずに変化して行くので非常に厄介ですね。

    普段の思考とは別の…本能でしょうか? に色々と悩まされています(笑)

    未だにある種の検証作業をしようと考えると、思考とは別のものが強く顔を出し、動悸、冷や汗、胃痛が始まります(笑)

    この状態の自身を客観視すると『なんで?しょうもなっ!』と笑えるのですが、これがメンタルの複雑さなんでしょうね(笑)

  • 2014/07/20 13:53

    To まつもとさん

    >先週は怖い方の『よろしゅう』を頂いて、せっせと防衛設備に増資している

    ノーガードはあれですが、いくら固めても美味しそうに見えるところにはゴリ押しで攻めてくるので攻守のバランスが大事ですよ(笑)。

    メンタルって結局感情のコントロールなんだと思いますよ。
    このネタはまだもうちょっと続くので、そこで明らかにして
    いきますけど。

  • お宮
    2014/07/21 12:16

    吉田章太郎様

    こんにちは!

    感情のコントロール、、、難しいです!!

    初めは落ち着いているが、勝っていても負けていても欲に支配され、感情むき出しになり、取り返しのつかないことに、、、。

    その時は気づかないが後になって、あぁ~やっちまった!

    と冷静に見れるんですけどねぇ~!

    含み益が出たらお祭り騒ぎです(笑)

    次回の記事も楽しみにしています!

    ありがとうございます!

    お宮

  • 2014/07/21 19:55

    To お宮さん

    逆に言うと頭に血が上るって状態を、どうやって沈めるか。
    一回のトレード結果に一喜一憂しているようだと、
    トレーダーとしては大成できないので、自分なりのコントロール
    を身につける必要がありますね。

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